2017年11月5日日曜日

ママがおばけになっちゃった!(講談社)

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暖かい日差しの中
今日は近くの親水公園にお弁当を持って
遊びに出かけました。
遊具があったり、水上アスレチックがあったり
けっこう種類が豊富で長い公園なので
朝9時からじっくり遊ぶことができました♪

少し休憩して、今度は家の前で縄跳びにお付き合い。
運動の秋満喫中です。

ママがおばけになっちゃった!(講談社)





さく・のぶみ

定価 1200円(税別) 
全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

親なら一度は考えたことがある
自分の死と子どもの人生。
でもなかなかその想いを
共有できる方法ってないんですよね。 
この絵本では、少し笑顔のまま
大切な我が子への思いを伝えることが
できる絵本です。


~読み聞かせの感想~
読み終わった後、
付け加えて、
私の思いを伝えたくなりました。

でも・・・
やめておきました。

絵本の意味することは子供と大人では違う。
楽しそうにお母さんおばけの姿を笑う子どもたちに
タイミングの合わない真面目な話は無用に感じました。

お話はあるとき亡くなってしまったお母さん。
子どものことが心配で成仏できず
おばけとしてこの世に残ってしまった
ママおばけのお話です。

子どもが心配なママおばけはわが家へ。
始めは母を亡くした息子をかわいそうに思い
やることなすことに手助けしてあげたい様子。

でも人ってその環境でたくましく生きるんですよね。
生意気な言葉、賢い考えをもつ息子に
母の見る目もただのかわいそうな子から
どうこの子が生きてほしいかに視点が変わっていきます。

ある日の夜、ママおばけが見える時間、
息子は起きてママおばけを見つけます。

寂しさをこらえながら、たくましく生きていた息子。
でもやっぱりママに会えたのはうれしい。
そんな気持ちが全面に現れた場面です。

最後はお母さんと息子の本音が絵本に描かれます。

読み聞かせでは子どもたちも
お母さんの突込みに笑ったり、
息子の発言にうなずいたり、
でもやっぱり最後は娘がママはいなくならないよね。
と確認してきました。

今すぐにはね♪
と濁しましたが、いつかは訪れる別れ。
それまでに、やれることはやって後悔のない人生にしたいと
素直に思わせてくれる絵本でした。

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