2018年1月26日金曜日

かいじゅうたちのいるところ(冨山房)

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忘れ物が多い息子。
整理整頓ができない息子。

とっても可愛いけど
毎日忘れ物している姿を見ると
思わず怒っちゃう。

すると
「僕だって忘れたくないよ!!!」
と息子が絶叫。

手を貸してあげるべきか、
できる限り自分でやらせるべきか
本当に悩んでしまいます。

もうすぐ小学3年生。
まだまだ悩みは尽きませんね。

かいじゅうたちのいるところ(冨山房)




さく:モーリス・センダック
く:しんぐう てるお

定価 1400円(税別) 

全40ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

人生の中で
本当にごく稀に
夢か現実か
悩むことがある。

現実と知りホッとしたり
夢と知ってがっかりしたり

きっと子供たちは
これからたくさん体験するのだろうな。

~読み聞かせの感想~
絵本だからこそ表現できる世界があると思います。
そういう世界観を持った貴重な絵本。

いたずら好きの少年マックスは
そのいたずらの度が過ぎて
お母さんを怒らせてしまいます。

そして、夕食抜きという罰を与えられ
部屋に閉じ込められてしまいます。
そこは月明かりの薄暗い部屋。
そこでマックスは一人反省の時間を過ごします。

しかし、少し経つと
部屋の中に木が生え草が生え
森が出現します。

そこからマックスは不思議な冒険を始めます。
うめき声を聞き、
船を見つけ、
かいじゅうのいる島に向け
何日も何日も舟をこぎ続けます。

そしてやっとの思いで辿り着いた
かいじゅうの島で
かいじゅうの王様にのし上がります。


かいじゅうが突然なんで出てきたのだろうと
私が不思議に思っていると
息子がこれお母さんだよと教えてくれました。

私は全く気付かなかったのですが
きっとマックスは怒られ不満を持ち
その解消をするために
かいじゅうを大人に見立て
自分が大人を指示することで
不満を解消していたのかもしれません。
それに気づく息子、恐るべしww



そんな島での生活も長くは続かず
かいじゅう達に食べられちゃいそうになるので
島を脱出し、何日も舟をこいで
始めの森に戻ります。

ここで、ふとしたことで
森は普通の部屋に戻り、
現実のマックスに戻ります。

そして、部屋には温かい夕食が運ばれ
幸せな様子で絵本は終わります。


背景の説明がほとんどないので
起こること起こることが
摩訶不思議。
そして、なぜだろうと考える。

大人にもぜひ読んでほしい絵本。

絵のトーンは静か。
読み聞かせも淡々と。
でも、子どもたちは食いついてみてくれると思います。

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