2018年2月8日木曜日

まだだよ まだだよ(講談社)

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節分が終わったら、
おひな祭りですね。

わが家では、まだひな人形を出しそびれてて
日に日に娘の圧力が増しています(;^ω^)

ということで、
今日は浅草の和菓子屋さんに。

砂糖菓子の綺麗なものを
ちょっといつもより多めに買ってきました。

白だけじゃなくて、
赤に桃に黄色に緑、
お花に鳥に葉っぱに果物。

私の気持ちもひな祭りモードになってきました♪

まだだよ まだだよ(講談社)



文:村上 しいこ
絵:市居 みか

定価 1500円(税別) 

全36ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

春の訪れよりも先に
咲き始める梅。

その花が散ると
梅の実が
パツンパツンの張りで
実ります。

買ってしまえば、
すぐに食べられる梅干し。

でも、やっぱり自分で作った梅干しは
季節を感じ、愛情を注ぎ、
やっぱり一味違うんですよね♪

~読み聞かせの感想~
毎年、毎年おばあちゃんが作っている梅干し。
それを、いつもわきで覗き見る私。

初夏に取れた梅干を
ひと手間、
ふた手間、
丁寧に丁寧に作業していきます。

それをのぞいている主人公は
興味津々です。
一番の興味は、
「もう食べられるのかな?」

綺麗で真っ青な梅を見て
「食べられるのかな?」
塩につけた梅を見て
「食べられるのかな?」

きっと体を揺らしながら
前のめりになって聞いていることでしょう。

その度におばあちゃんの
優しい声。
「まだだよ、まだだよ。」


田舎のある人にとってはどこか懐かしい空気感。
そんなのないよっていう人には、
憧れの世界観。

優しいおばあちゃんとわたし。

素敵な時間の流れを感じます。


実際に私は梅干しづくりをしますが、
夏に3日3晩
梅を干すときには
お天気を気にしながら
天日干しをします。

そして、漬け汁に戻すときには
思わずおいしくなれよと愛情がわいてきます。


そんな、梅干しに愛情を注ぐおばあちゃんは
きっと「わたし」にも同じように愛情を注いでいるのでしょうね。

ほんのり温かく、
心地の良い絵本です♪

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